中国古典小説研究会

中国古典小説研究会組織紹介

【沿革(~1999年)】

中国古典小説研究会は、1986年夏、清朝以前の古典小説を専門とする研究者・学生らが、学術交流を目的に合宿を行ったことに端を発する。当時は自由な交流をモットーとする、規約も固定した役員組織ももたぬ集いであった。そこで、この交流による研究成果を残すことと、国内外の研究動向を紹介するという方針により、大塚秀高氏を中心に、別に「中国古典小説研究動態」刊行会を作り、1987年『中国古典小説研究動態』を創刊した。全7号(内第6号は中国古典小説研究会刊)の刊行過程で、海外からの寄稿も増え、国際的にも認知されるようになった。一方、会は毎年恒例の夏合宿中心に、不定期ながら例会・冬合宿などの活動を続け、今年で13周年目を迎えた。初回から10回までの合宿の歩みについては『中国古典小説研究』第2号に詳しい。
かつての若手も10年を経、中堅の仲間入りをしつつあり、また続々と新たに若手が加わり人数も増え、組織として体裁を整えるべき時に至り、1995年夏会則を定め、大塚氏および一部有志に支えられてきた『中国古典小説研究動態』を受け継ぐ形で、機関誌『中国古典小説研究』を発行することになり現在に至る。

【会則】

  • 一、総則(名称)
    • 本会は中国古典小説研究会と称する
  • 一、目的
    • 本会は中国の古典小説及び関連する研究を行なう会員相互の親睦を図ることを目的とする
  • 一、事業
    • 本会はその目的を達成するために次の事業を行なう
      1. 毎年一回大会の開催(研究発表の合宿)
      2. 研究雑誌の発行
      3. その他必要な事業
  • 一、会員
    • 本会は老若男女・国籍を問わず入会することができる
    • 会員は刊行物の頒布を受け、会誌及び研究会において研究を発表することができる
    • 3年間連続会費未払いの場合は除籍する
    • 連絡不能になった場合は除籍する
  • 一、総会
    1. 定例総会は原則として大会中に開催する
    2. 役員の選出と当該年の決算を計る
  • 一、役員
    • 本会に代表・編集員・幹事(会計を含む)それぞれ若干名を置く
    • 役員は毎年一回総会において選出し、任期は次期総会までとする、重任を妨げない
  • 一、会費
    • 本会の経費は会費・寄付金及びその他雑収入をもってこれにあてる
      1. 会費は一般社会人年間肆千(4,000)円、大学生院生等学生会員年間弐千(2,000)円とする
      2. 会費はその年度当初に納入するものとし、会費の納入を以てその年の会員と見做す
      3. 本会の会計年度はその年度4月1日に始まり翌年3月31日までとする
  • 一、付則
    1. 事務局は代表又は幹事の所属により持回りとする
    2. 本会則は平成19年9月より施行する

平成7年4月制定施行 平成19年8月28日改定

【本年度役員】2021年10月1日(2021大会選出)~2022年9月30日

会長
竹内真彦(龍谷大学)
事務局(順不同)
上原究一(東京大学)・中塚亮(金城学院大学兼任)
幹事
北海道・東北:土屋育子
関東:事務局兼任
中部:事務局兼任
関西:上原徳子
中国・四国:川島優子
九州・沖縄:井口千雪

【事務局】

〒612-8577 京都府京都市伏見区深草塚本町67
龍谷大学経済学部 竹内真彦研究室気付 メールアドレス

【中国古典小説研究会機関誌『中国古典小説研究』投稿規定・執筆要領】 2011.8.29改定

  • 『中国古典小説研究』は中国古典小説研究会の研究雑誌として、当面年1回(11月頃)の発行を予定する。
  • 中国古典小説研究会会員は投稿の権利を有する。
    また、会員の原稿掲載数を超えない範囲で会員外の方に寄稿を依頼する場合がある。
  • 中国古典小説に関する論文、研究ノート、論文評、書評、資料紹介、国内外開催の関係学会の報告等を主とする。
  • 投稿原稿は和文によるものとし,未公開のものに限る。ただし、口頭発表を論文に纏めたものは未公開と見做す。
    会員外の外国人研究者に原稿を依頼する場合、中文または英文の掲載を認めることがある。
  • 大会・例会で発表してから投稿することが望ましい。
  • 論考は会誌の版面で20ページ(400字詰め原稿用紙59枚相当)以内とする。
  • 抜き刷りの作成の都合上、版面を偶数ページで収めること。図版・図表は考慮する。
    また、索引・資料・翻刻など論考以外の投稿はこの限りではない。
  • 同一執筆者の連続掲載は必ずしも妨げないが、掲載の優先順位は下がることがある。
    一篇の論文を複数号に分けての連載は認めない。
  • 投稿原稿は電子ファイル(Word/一太郎)によるものとする。
    詳細書式のファイル(Word/一太郎)が事務局に用意してあるので、それに従って原稿ファイルを作成すること。
  • 原稿は電子ファイル完全原稿(Word/一太郎ファイルで提出)を、事務局で割り付け編集の上プリントアウトし、直接オフセット印刷する。
  • 原稿採用の場合、抜き刷りは50部作成し、執筆者に贈呈する。
  • 投稿締め切りは原則5月末日とする。

原稿の提出・投稿に関する問い合わせは上記事務局まで。お気軽にご連絡ご相談下さい。

★掲載論文全文を各種電子アーカイブスに登録し公開することは御遠慮願います。